SEO対策(検索エンジン最適化)を、自分のサイトに行った場合、いつごろから効果が表れるのか?また、どんなSEO対策が良くて、どんなSEO対策をやってはいけないのか?という部分が気になっている方も多いと思います。
なので、今日はSEO対策を行ったあと、どういうタイミングで効果があらわれるのか。やって良いSEO対策、悪いSEO対策なども合わせて、ご説明していきます!
SEO対策の効果はいつごろ表れるのか?
アフィリエイトサイトでSEO対策をすれば、狙ったキーワードで、だんだんと上位に表示されるようになってきます。
タイミングとしては、早いと1週間ていど。遅くても、2~3ヶ月くらいで効果が表れてくるはずです。
SEO対策の効果が出るまでの期間はサイトによってまちまちなんですが、早く効果が出るサイトと、なかなか出ないサイトにはある程度傾向があることが分かっています。
SEOの効果が表れるのが遅くなる場合の傾向
出典:believeinplace.com
効果があらわれるのが遅くなる場合の傾向としては、競合が沢山いる、難易度の高いキーワードなどの、いわゆる「ビッグキ-ワード」で狙っている場合ですね。(例:ダイエット,副業,旅行 etc…)
ビッグキーワードで狙っているサイトなんかは、対策自体も難しくなってSEO後の反応が出るのに時間もかかってしまいます。
SEOの効果が表れるのが早くなる場合の傾向
出典:www.jenriks.de
逆に、短期間で効果がでやすいのが、競合が少ない、難易度の低いキ-ワードです。
競合が少ないジャンルのサイトやキーワードをうまく見つけることが出来れば、私が経験した中では一番早くて3日くらいで効果が出て、上位に表示されたことがあります。
例えばアフィリエイトの案件が何もないキーワードの場合、ちゃんとしたサイトが1つも無いということもありますから、例えばそんなサイトや、キーワードを見つけることが出来れば早く上位表示できるわけですね。
なので、あなたにここで覚えておいて頂きたいことは、SEO対策をおこなってから結果がでるまでには、「時間差が必ずある」ということです。
SEO対策したサイトは効果が出るまでいじるべからず
この時間差に我慢ができず、せっかく、しっかり対策したサイトを作っても、なかなか効果がでないからと不安になり、効果が出る前に、またサイトをいじってしまう・・・という行動に陥ってしまうことがよくあります。
わたしは、最初待つことが出来ず、すぐに色々いじってしまっていましたからね…。
なぜこれが良くないのかというと、実際は良い方向に対策が出来ていたとしても、さらにいじってしまったことで、SEOが過度になり、結果的に検索エンジンのクローラーからマイナス評価を受け、さらに順位が悪化することにもなりかねないからです。
現在、検索エンジンにもっとも嫌われるサイトはSEOを過度にやりすぎているサイトです。これは5年前からずーっと変わっていない間違いのない事実です。
対策をしたのに、なかなか効果があらわれないからといって、さらにSEO対策を強化するのは絶対にやめておきましょう。効果が表れたのをなんとなくでも良いので確認してから、順々にやっていけば良いわけですからね。
というわけで、グーグルの検索エンジンクローラーに「このサイトは過度のSEO対策をやっている悪質なサイトだな。」とみなされ順位を落としてしまうのを防ぐために、
ここからは、SEO対策でやっていいことと、やってはいけないことについて把握しておきましょう!
やって良いSEO対策とは?
ではまずは、SEO対策に効果があって、やったほうが良いものをあげていきます。
- タイトルの中に、重要なキーワードを1つだけまぜる
- その重要なキーワードはできるだけ左のほうにもってくる
- サイト説明(description)にもキーワードを1つだけ織りまぜる。
- 以前お伝えした「フォルダ分け法」
などなどですね。
適度にやれば効果があるが、やりすぎるとスパム扱いになるSEO対策とは?
では今度は、適度にやれば効果がありますが、やりすぎるとスパム扱いになってしまうものをあげていきます。
- 記事の文中に狙ったキーワードを一定の割りあいで含ませる
- 被リンクを自作で少しずつつけていく
- 内部リンク(同じサイトの違うページにリンクを貼ること)をできるだけ色んなページにむけて貼るようにする
- ページ数を稼ぐために、ページをコピーして、違うカテゴリページなどに、キーワードや記事、文章を変えた状態で使用する。
- 相互リンク(最近は、やってもあまり意味がないですが)
などなどです。
やるとスパム扱いになる確率大なSEO対策とは?
次は、SEOに意味のない、やるだけでスパム扱いになってしまう可能性大な最悪なものをあげていきます!
- 重要キーワードの羅列
- ページ数を増やすためだけの目的でまるまるコピーしたページをつくる
- とにかく被リンクを増やせば良いということでアダルト系のリンクサイトや、自動増殖系のリンクサイトからリンクを貼ってしまう
- 検索エンジンのクローラーに、キーワードを重要視させるために「h1タグ」や「bタグ」などの強調タグを乱用する
- 被リンクの不自然な獲得(1日で100個のリンクを一気につける など)
などなどです。
SEO対策を意識しないことが最強のSEO対策?
これらを見ていただくと、SEOといっても、普通にやっていれば「自然とそうなる」というような内容のものが効果が出ているという感じがしませんか?
逆に、「過度にやる」ということもどういうことなのかがよくわかっていただけるのではないでしょうか。
一昔前までは、アフィリエイトサイトのSEOはかなり"ずさん"で、とにかく内容がないのに、同じようなキーワードだけが、ズラーっと100個くらいならんでいるスパムサイトが、検索エンジンで上位に表示されているということがよくありました。
しかし、最近はグーグル検索エンジンのクローラーの性能がかなり高性能になっていて、しっかりと内容のあるサイトは、それほどSEOを気にしなくても、上位に表示されやすい流れになってきています。
サイトをつくるときは、広告の売り上げだけを考えるのではなく、訪問者さんが見たい情報をしっかり集めて内容を充実していってください。
キレイごとに聞こえるかもしれませんが、競合が多いキーワードでつくっているサイトは別にしても、内容を充実させたしっかりとしたサイトを作っていけば、必ずあなたのサイトの順位が上がってきます。
というわけで、上位になかなか上がってこないからといってSEO対策を過度にやってしまうことだけは絶対にやめて、あくまでもコンテンツの充実と、見やすさ分かりやすさなど、ユーザビリティーを意識したサイト作りをしていきましょう。