メルマガのほうで読者さんから
こんなご質問をいただきました。
「スマホの割合が日に日に増してきている中で、
SEO対策としてみんながやっていないテクニックは
ないでしょうか?
もしあればおしえていただきたいです。」
というわけで、今日はこちらにお答えしようと思います。
気にしている人が意外と少ない「SEO対策」の
ポイントです。
widthとheightを指定する
この方法は、やっている人は自然とやっている
ことなのですが、やっていない人は
おそらく全くやっていないと思いますので
このポイントを是非チェックしてみて下さい。
具体的に何を指定するのかというと、
「サイト内に表示している画像の横幅と縦幅」です。
どうでしょうか。あなたのつくったサイトは、
画像の横幅と縦幅を指定していますでしょうか。
もし指定していないのだとしたら、
是非、下記のように指定してみて下さい。
※width(横幅)もheight(縦幅)もピクセルで指定してください。
なぜこれらを指定するのが良いのかというと、
画像のサイズをHTML上で指定すると、
サイトを呼び込む際、ブラウザーが画像の
それぞれのサイズを読みとる作業が省かれるので、
その分ウェブサイトの表示速度が速くなるからです。
サイトの表示速度が速くなるということは、
検索エンジンロボットから見て、
ユーザーが見やすいウェブサイトだな。
と思われやすくなるということなのです。
特にスマホから見られる場合、
ページのデータ量が多くなってくると
自宅の光回線に比べて表示速度がかなり落ちてしまい、
見づらくなってしまいます。
これは、検索エンジンの評価以前に
実際にサイトに訪れたユーザーにも
悪い印象を与えてしまいます。
訪問されてから3秒以内に全部が表示されないと、
離脱されるというデーターが出ていますからね。
なので、スマホから見るユーザーが
どんどん増えているこれからの時代にこそ、
ウェブサイトでは画像のサイズを、
必ず指定するようにしていきましょう。
ちなみに、
これは1つのサイトをPCにもスマホにも対応させている
「レスポンシブサイト」でも指定できます。
レスポンシブサイトにする場合、
たいていは画像のwidthを
CSS側で「100%」にして、
画面いっぱいに表示させるようにすると思いますから、
HTML上では画像のwidthとheightを
実際のピクセル数で記述しておいても
ちゃんと期待どおりの表示になるというわけです。
PCで表示させる場合にも
スマホで表示させる場合にも、
ダブルで表示速度の向上が期待できますので、
ぜひ実践して頂ければと思います。